肉や魚は味付けをしたうえで保存しておけば、夕食づくりがとっても簡単になる!
買ってきた肉や魚は冷蔵庫に入れる前に、先に下味をつける習慣を身につけましょう。保存もきくうえに、味がしっかりつくことで料理が簡単に美味しく仕上がります。
シンプルライフ研究家であり、ワーキングマザーでもあるマキさんが教えてくれたシンプルでアレンジしやすい下ごしらえ術を紹介します。
醤油漬けの作り方
材料(2人分)
- 豚ロース・薄切り:240g
- ブリ・切り身:3切れ
- 醤油:適量
- みりん:適量
STEP1:袋に入れる
豚ロースとブリを食品保存用のポリ袋に入れます。
STEP2:醤油・みりんを加える
醤油とみりんを1:1.5の割合で適量加えます。
STEP3:揉みこんで完成!
全体に味がいきわたるように、よく揉みこめば完成です。冷蔵もしくは冷凍庫で保存します。
マキさん「ロース肉は醤油とみりんを1:1.5で、そこにショウガを加えるとショウガ焼き、ニンニクを入れればスタミナ風になります。また、とり肉や魚の切り身など、味付けは同じでも素材が違えば印象が変わり、飽きずに食べられますよ」
みそ漬けの作り方
材料
- 豚ロース・厚切り:3枚
- 味噌:適量
- みりん:適量
STEP1:豚ロースに味噌とみりんを加える
豚ロースをポリ袋に入れ、味噌とみりんを1:1.5の割合で適量加えます。
STEP2:揉みこんで完成!
袋の中でよく馴染ませて、味噌を丁寧に揉みこみます。
味噌が溶けて、全体になじんだら完成。このまま冷蔵庫で2、3日保存できます。
マキさん「分厚い魚やお肉は、味噌とみりんで漬け込んでおくとしっかり味がつき、簡単に味噌焼きの下準備が完成します。味噌とみりんはだいたい同じ分量で作っていますが、本みりんとみりん風調味料だとまた違うので、目安程度に」
冷蔵庫にあるだけで抜群の安心感
これらをベースにしながら、冷奴の薬味にショウガをすりおろすから、そのついでショウガを一緒に入れてしまおうとか、そのときにあるもので柔軟に対応することが長く続けるコツ。
どんなに疲れて帰ってきても、焼くだけで立派なメインディッシュが完成するので冷蔵庫に仕込んでおくと本当に便利です。買い物に行かないといけないな…なんて精神的ストレスからも解放されるので、ぜひ真似してみてください。
取材協力
マキさん(シンプルライフ研究家)
4歳と9歳の娘、夫と4人暮らし。東京都在住。広告代理店勤務のワーキングマザー。不要なものは持たないシンプルな暮らしを綴ったブログ「エコナセイカツ」主宰。「しない家事」(すばる舎)や「 「ゆるく暮らす 毎日がラクで気持ちいい、シンプルライフ」(マイナビ出版)など著書多数。全国のNHK文化センターでの講演活動や、アパレルブランドの商品コラボなどで幅広く活躍中。
(image by nanapi編集部)