はじめに
皆さん、何気なく履いている革の靴はありませんか?実は収納するときにちょっと気を付けるだけで靴の寿命が長持ちするのです。今回は著者が実践している収納方法をご紹介します。
用意するもの
- シューブラシ
- クリーナー
- 栄養オイル
- 新聞紙
- 乾燥剤など
下駄箱などにしまう靴と玄関に出しておく靴の仕分け方
著者は使用頻度の高いものは玄関に出しておくようにしています。
基本的には2足ほどを玄関に出し、他のものは下駄箱にしまっておきます。
普段使わないものを下駄箱にしまっておくことによって、直射日光による劣化を防ぎ、埃を被って汚れることもありません。
履いた後にしまうタイミング
家に帰ってきたらすぐに靴のお手入れをします。著者の性格上、後でやろうと思うと忘れることが多いからです。汚れは早めにふき取ることをオススメします。
シューブラシで優しく埃を落とします。
クリームで汚れを落とします。
栄養オイルを刷り込んでピカピカにしましょう。
お手入れを終えたら、汗や湿気などの水分を飛ばすために通気性の良い場所に一日ほど置いて、よく乾燥させてからしまいます。
収納の方法
革靴の中に乾燥剤や消臭剤を入れてから、下駄箱にかかとが見える状態で収納しましょう。このとき、靴同士が重なったりしないよう平らな場所に置くことも大切です。
靴が多くなってしまうと、どうしても下駄箱に靴を詰め込みがちです。ぎゅうぎゅうに靴を押し込んだ状態は、靴を傷めてしまう原因になります。下駄箱のなかにもある程度余裕をもたせることで、型崩れ防止だけでなく、カビの発生を抑えられる効果もあるのです。
また、かかとが磨り減っている靴は、骨盤の歪みをひどくしてしまいます。定期的にチェックしましょう。
収納のポイント
- 通気性の良い下駄箱を使いましょう。靴を入れてある紙の箱は通気性が悪く、カビや劣化の原因にもなります。
- 色褪せを防ぐためにも、直射日光を避けましょう。
型崩れ防止対策
型崩れを防ぐために大切なことは、靴を重ねないことです。きちんと平らな場所に置いておくことで、型崩れすることはほとんどありません。靴を押し込んだり重ねたりと、無理な力は加えないようにすることが大切です。
また、シューキーパーを使うことも有効ですが、著者は長期間履かない靴は新聞紙を詰めています。新聞紙は型崩れを防ぎ、湿気も吸い取ってくれる優等生です。
湿気・ニオイ対策
靴箱用の消臭剤を利用したり、定期的に陰干しをすることで気になるニオイを抑えることができます。
また、革靴は履いていなくても定期的にカビが生えていないか確認しましょう。こまめに下駄箱の扉を開けて換気をしたり、除湿シートを利用して湿気から守ってください。
その他、女性用革靴の収納方法についての注意点
靴ひもがついている革靴の場合は、たまに靴ひもを緩めて中を乾燥させましょう。また、中敷きなどは湿気がたまり、雑菌が繁殖しやすい場所です。中敷きを外して、靴の内部を乾燥させるように心がけましょう。
おわりに
いかがでしたか?貴方もお手入れをして長く革靴を楽しんでくださいね。
(image by 著者)