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脱・冷蔵庫ブス!冷蔵庫をシェイプアップして家計も体もダイエットしよう

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冷蔵庫の中身って、ふいに人に見られるとなんだか恥ずかしいものですよね。毎日何度も開け閉めするものですが、意外と中身の整理や分類には無頓着なのではないでしょうか。

冷蔵庫の中身をシェイプアップして、整理整頓することで、人に見られても恥ずかしくない!…だけではなく、他にもメリットがたくさんあるのです。

理想的な冷蔵庫の中身とは?

まずは目指すべき理想の冷蔵庫の中身について考えてみましょう。

たとえば、大きな電気屋さんのずらっと並んだ冷蔵庫たち。扉を開けてみると、ぎっしりつまった卵やドレッシング、ワインにケーキにチキンの丸焼きなど、クリスマスのごちそうのようなおしゃれな食材がそろっていて、あこがれを抱いたものです。

しかし現実は、使いかけの青のりや夕飯の残り物、半端な野菜など雑多なものが多く、形や大きさや用途もバラバラ…。

陳列された冷蔵庫はしょせん飾り物、日々の食事に欠かせない冷蔵庫は、整理整頓するのが難しいものです。

冷蔵庫の中身で困ること

さがしものが見つからない、必要なものをすぐに取り出せない、しまいたいときに充分なスペースがない、しまいにくい、賞味期限切れに気が付かない、掃除がしにくい、これらの問題を解決することが、理想的な冷蔵庫の中身となります。

これらに共通する解決策が、冷蔵庫の中身をシェイプアップすることなのです。

冷蔵庫の中身をシェイプアップするメリット

冷蔵庫の中身をシェイプアップすることで、使いやすい以外にも得られるメリットがたくさんあります。

電気代を抑えられる

ほとんどのご家庭では、冷蔵庫は365日24時間休むことなく働き続けています。いくら節電タイプの冷蔵庫ができても、ずっと電気を通しているわけですから、それ以上の節電は難しいですね。そこで、「冷蔵庫に詰め込み過ぎない」ということが重要になります。

冷蔵庫内には冷気吹き出し口があり、食材がいっぱいで吹き出し口をふさいでしまうと、冷蔵庫内が冷えにくくなってしまいます。庫内の食材は、容量の7割以内が理想と言われています。

食材がいっぱいで取り出しにくい、しまいにくい、ということは、冷蔵庫の扉を開けっ放しにする時間が長くなるということです。扉を開けていると冷気が逃げてしまうので、庫内を冷やすために余計に電気を使ってしまいます。

庫内をシェイプアップすると、年間にして約1,500円の電気代を抑えられます。

掃除がしやすくなる

常に庫内がいっぱいだと掃除するために食材を外に出さないといけませんが、多少でもスペースがあれば気がついたときにサッとトレーを拭くことができます。

こまめに吹くことで、冷蔵庫内を清潔に保てます。

庫内の中身を把握できる

いくら買い置きしていてもその存在を忘れてしまっては、在庫があるのに同じものを買ってきてしまうなんてミスに陥ってしまいます。

買い物に行く前にサッと冷蔵庫の中に目を通して何があるか把握しておけば、買い忘れも重複も起きにくくなります。

まずは捨てることから!

冷蔵庫内のシェイプアップをするにはまず、いらないものを捨てることから始めます。冷蔵庫の中にあるものをチェックしてみましょう。

  • 1:賞味期限切れのもの

よく見ないと気づかないような印刷もありますよね。

  • 2:カビが生えているもの

冷蔵庫に入れてあるからと言って安心できません!

  • 3:これまでも、そしてこれからも使わないもの

何に使うのかよくわからない調味料など。

  • 4:中身の入ってない空箱

意外と気づかないものです。

冷蔵庫に入れないほうがいいもの

冷蔵庫に入れなくてもいいものまで入れて冷蔵庫内を無駄に圧迫していませんか?お酢、ソース、ケチャップ、砂糖、香辛料、みりんなどの調味料は常温保管が可能。なるべく冷暗所へ保管しましょう。オリーブオイル、サラダ油なども。はちみつは冷やすと固まってしまうので、常温保存のほうが好ましいです。

その他、調味料などは開封前なら常温で保存可能です。重いしかさばるのでキッチン下の収納がベストですね。

野菜はついなんでも野菜室に放り込んでしまいがちですが、冷蔵庫に入れないほうがいいものもあります。きゅうり、ピーマン、かぼちゃ、なす、じゃがいも、玉ねぎ、さつまいも、里芋など。

野菜はカットすると傷みやすくなるので、きちんとラップにくるんで冷蔵庫に入れましょう。

収納ケースを活用する

不要なものを取り除いたら、ずいぶん冷蔵庫の中もスッキリしたのではないでしょうか。冷蔵庫に入れるものを選抜したら、次に収納方法を考えてみましょう。

サッと取り出せるように奥行きに合わせたケースを用意する

食材は色々な形のものがあるので、棚やトレーに整然と並べるのが難しいです。そこで透明なケースやプラスチックのカゴが役に立ちます。同じ大きさのケースで揃えれば、見た目もスッキリするし空間を無駄にすることなく並べられます。

冷蔵庫は奥行きがあって、奥にあるものが取り出しにくいので、奥行きに合わせたケースを用意すれば、ケースごと取り出して探すことができます。

賞味期限ごとや献立ごとにまとめる

どういう分類をするかはそれぞれの使い方によりますね。たとえば、賞味期限ごとにまとめてケースに入れたり、先に献立を考えておいて、一回ごとの食事に使う食材でまとめます。

こうして分類したら、ラベルを貼ったりケースに直接書いたりして、中身がすぐにわかるようにしましょう。

野菜室や冷凍室はファイルボックスを使う

縦型の野菜室や冷凍室は、下にあるものが特に取り出しにくくなるので、ファイルボックスなどを利用して、食材を縦に収納します。

縦に収納することで下にあるものが取りやすくなります。

粉物を同じ大きさのケースで統一

袋に入った粉物は、袋のままだと密封しにくいし、使用時の開け閉めにも手間取りますよね。これも同じ大きさのケースで統一すると置きやすく使いやすくなります。

粉物も分類したら、ラベルを貼ったりケースに直接書いたりして、中身がすぐにわかるようにしましょう。

調味料をボトルに詰め替える

ドレッシングや調味料は、瓶の大きさや高さがバラバラでポケットに入れてもガチャガチャしがち。

おしゃれなボトルを揃えて詰め替えると使うのも楽しくなります。

まるごとよりカットして収納

食材は通常、買ってきた状態のまま冷蔵庫にしまうことが多いですよね。

でも食材をまるごと全部使うことはあまりないので、大体捨てる部分が存在します。野菜の場合、キャベツの芯や長ネギの青い部分など、そのまましまうには邪魔になる部分が多いです。

再利用するにしても、大きい状態より細かく切り分けた方が収納しやすくなります。

魚や肉も、パックに入ったものは取り出して、部位ごとに分けてカットしておけば、食事の支度がぐっと楽になります。

すぐに使わないものはカットしてから冷凍すれば、調理のときに楽チンです。

冷蔵庫のシェイプアップの最大のメリット

とはいえ、ここまでくると冷蔵庫内のシェイプアップというより事前の下ごしらえが目的になってきそうですね。

そこまで時間はかけられないとしても、使えないものを捨てて、冷蔵庫に入れるものを選別し、ケースを用意する。

ここまでやるだけで、かなりシェイプアップできるのではないでしょうか。

そして、ここまでの段階は毎回やらなければいけないのではなく、最初の1回だけでいいのです。冷蔵庫に入れるべきものはもう決まっているので、それまでのように不要なものや不明なものを入れようとは思わないでしょう。

買い物のときにも、これは今の冷蔵庫に必要なものか自然と考えるようになることでしょう。

つまり、冷蔵庫のシェイプアップは家計や体のシェイプアップにもつながるということなんですね!

(image by amanaimages 12345)
(image by photo-ac 12)


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