はじめに
真珠のネックレスは冠婚葬祭用に長年大切に使うものなのでより良い保存方法で長く使いたいですね。
ここでは、ときどき身につけるネックレスの収納方法をご紹介します。
時間とともに変色しやすく糸の劣化などもでてきますので時々状態の確認をしましょう。
用意するもの
メンテナンス用の布
身につけた後は、柔らかな布で汗や汚れなどをふき取ってから収納します。専用の布が無い場合は、めがね拭き用の布などでも代用可能です。
クッション付きの箱
著者の箱は上下にクッションがあり、包むペーパーの種類も気にしなくてすむのでお勧めです。専用の箱はジュエリー店で購入出来ます。
また、クッションが無い場合は、代わりにジュエリー入れの布の袋でも対応できますので、袋に入れてから適当なサイズのお箱を探して収納をしてみてください。
収納方法
身に着けたネックレスは、柔らかな布で力を入れずにそっと汚れをふき取り、ネックレスを専用の収納箱、またはアクセサリー専用の袋などに入れて収納します。
汚れのふき取りの方法は、上記の布で力を入れずに柔らかく皮脂やほこりをふき取る程度にしましょう。やり過ぎはジュエリー自体に傷がつきやすくなりますので、注意が必要です。
箱にしまう場合は、よじれたりしないようにフックにかけて成形してからしまってください。また、袋の場合はよく形を整え、同じように丸め気味に成形して箱に収納してください。
収納のポイント
保管の際は他のアクセサリーとぶつかり合わないように、箱や袋にいれて収納しましよう。
サビ・変色対策
アクセサリー入れのボックスを作り収納し、タンスやクローゼットに保管しましょう。明るい場所や極端に湿気や乾燥がある場所は避けてください。
明るい場所では、パールの本来の輝きが奪われる可能性があります。また、湿気は金属部分のさびの発生、また乾燥はパールの糸の乾燥による劣化につながります。
また、メンテナンスのために柔らかい布で手入れをしたり、金属を美しく保つためのクリーナーをジュエリー店などで購入されてみるのも良いかと思います。
何年も使わない状態での保管は、糸が劣化してしまうおそれがありますので、1年に1回の頻度でメンテナンスを行ってください。特にパールの糸、金属のくすみを重点的に行ってください。
その他、ネックレスの収納についての注意点
パールは酢などの酸に弱いので、調理などされる時は外された方が賢明です。変色、傷みの原因を作ります。
また、あまりに大切にしすぎて収納場所など忘れることに注意して下さい。冠婚葬祭時は慌てがちなので、保管場所を確認して置くことも大切です。
著者は、雑貨店で見受けられるファスナー付の布のケースにまとめて収納をして、クローゼットの決まった場所に保管しています。
使用する時には決まった場所に保管しておくと、慌てずに取出しができて便利です。
おわりに
パールは長く愛用するものなので、メンテナンスは大切にしたいものです。最近著者はパールのネックレスを身に着ける機会があり、身に着けた途端に糸が切れてばらばらになり、慌てふためきました。
普段からメンテナンスをする事の大切さを知りました。ご参考になれば幸いです。
(image by 著者)