はじめに
「お菓子を作るのは好きだけど、道具がどんどん増えてきて困っている」という方は多いと思います。
そこで、機能的な製菓道具、調理器具の収納法をご紹介します。
シンク下の収納をごちゃごちゃさせないコツ
次の2点に注目すれば、収納はほとんど成功したようなものです。
- 道具の帰る場所を決めておきましょう
- 道具が増えてしまったら、収納方法を見直しましょう
以下、具体的な実践をご紹介します。
収納の方法
1:機能で分ける
お菓子を作る道具は、焼き型・抜き型・混ぜるもの・ボウルなど、機能で分類できますよね。まずは道具類を機能(何に使用するものか)で分けましょう。
機能が同じだと、取り出すときに分かりやすくなります。また同じような型で作られているものもあるため、重ねることもできます。
2:形で分ける
焼き型でもマドレーヌ型などは小さいので、セルクルなどと一緒にまとめてしまうこともできます。クッキーの抜き型はいろんな形があるので、それだけでまとめるといいですね。
写真の透明な容器は、フタが割れるなどして本体だけになった密閉容器です。
使えなくなってしまったものも賢く再利用しましょう!
3:大きさで分ける
機能はまちまちのものでも、大きさで分けるのもひとつの方法です。
100円ショップで買ったトレイに集めているのは、泡立て器・バターカッター・粉ふるい・ハンドミキサーの先端部分・カード・竹串などです。
収納のポイント
レンガを使って棚を作る
なぜか家にあった正方形のレンガを利用して、部分的に棚を作りました。レンガでは周りが汚れたり、傷ついたりするので、いらない布でくるんでいます。
100円ショップのトレイをこの棚に収納しています。
「2:形で分ける」の中でも紹介しましたが、使用しなくなった物を上手く活用することもポイントのひとつです。
本を立てて仕切りを作る
料理本も、ある程度数があれば、立てるだけで仕切りになります。工夫して、空間を区切るために有効活用しましょう。
使用頻度を考慮する
気に入って、いつも作るお菓子などがあれば、道具の使用頻度も変わってきます。自分のよく使う道具が取り出しやすいポジションにあるかどうかも、大切なポイントですね。
著者はスコーンを作る機会が多いので、バターカッターは使用する頻度が高めです。そのため、上にご紹介したサッと引き出せる100円ショップのトレイと自作の棚は重宝しています。
収納に関する注意点
増えるばかりの製菓道具ですが、あまり使わなくなったものは奥へしまったり、処分を検討しましょう。
ボウルなどは同じメーカーでそろえると、重ねたりしやすく収納もラクになります。
おわりに
使いやすい道具と取り出しやすいキッチン収納で、毎日のお菓子づくりをもっと楽しんでいただけると幸いです。
(image by amanaimages)
(image by 著者)